パパ活
お金を支援してくれる人
僕は腋フェチである。
さすがにあまりに強い腋臭はフェチ以前の問題として病院に行けって感じなのだが、汗に蒸れた腋の香り程興奮するものはない。
ただし、私生活では別だ。あの真夏の満員電車で味わう腋臭はめまいがするほど嫌いだ。だが、同じ匂いでもベッドの中では興奮するのだから、きっと僕の性欲スイッチはオンとオフの切り替えが敏感なのだろう。
だから、パパ活サイトで出会った女の子の腋の匂いは欠かさず嗅ぐ。もちろん、あからさまに嗅がせてくれなんて言うとヘンタイ警戒注意報を出されるので、キスをするふりをしてそっと嗅いだりする。
ちょっと酸っぱいような、人によっては畑の野菜のような匂いがする。この違いもまたたまらない。
そんな僕の性癖にマッチしたのが彼女だった。
美人でもブサイクでもなく、性格もこれと言った特色がなく、セックスも普通だった。僕の中では、数こなして来たパパ活相手の中でもそう印象に残るタイプではなかった。・・・彼女の腋を見るまでは。
彼女とセックスをしていて僕はこっそり左腋の匂いを嗅いだのだが、きれいに処理されていて汗の匂いだけの無臭だった。匂い対策としては万全ではあるのだが、腋フェチの僕にとっては物足りなさが残る腋だった。
しかし、セックスを終えて彼女がベッドから起き上がって、うーんと背伸びをした時に、僕は彼女の腋の異様ぶりに初めて気づいた。
きれいな左腋とは対照的に、右腋が腋毛ボーボーだったのだ。
話を聞くと、右利きなので左は処理しやすいが、右は処理がしにくい。そのうち、めんどくさくなってやめたと言う事だった。
「パパは腋が好きなの?」
彼女に聞かれたので僕は素直に頷いた。すると彼女はニヤッとして「こういう技もあるんですよ」と僕に柔道で言う横四方固めの体勢で乗っかってきた。
丁度目の前に、腋毛で蒸れたボーボーの右腋がある。そのかぐわしい香りに僕がたちまち復活すると、彼女はそれを見越したようにつるつるの左腋で僕のモノを挟んできた。変形の腋コキだ。
僕は、右腋に酔いながら左腋であっけなく果ててしまった。どんな平凡な女性でも探せば何か一つでも素敵な面があるものだ。
オフパコ
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