中学生の告白

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昔のテレビで「娘の成長を記録するプロカメラマン」で特集番組があったなんて、もはや伝説だ。

誕生日の記念写真を残したいだけだった。
体の成長がよくわかるベストな姿として裸を選んだ。たまたま女の子だった。たまたまプロのカメラマンだった。

そんな偶然の積み重ねに、
高校生になっても全裸を承諾した。
という決定的要素が加わって、当時としても稀有な正真正銘の女子高生の裸身が正統に放映されたのであった。

プロのカメラマンだから、芸術的なヌード写真に仕上がる。当然のようにモノクロだ。

しかし、取材のテレビカメラは、その撮影現場の動く裸をリアルに伝えた。
家庭用ビデオが普及していなかった時代でもあり、伝説の伝説たるゆえんだ。

私は、雑誌の記事で、オフショットのようなカラーのバストショットを見たに過ぎないが、彼女の落ち着かないような表情をよく覚えている。それが思春期なりの羞恥の表情だったのかもしれない。
(筆:管理人)
【人生初のアダルトビデオ】

初めて観たアダルトビデオ──

ソフトだった。

脱ぐアイドル──ヌードルというカテゴリーがあり、主演の牧本千幸はその先駆けだった。

「5回もキスしたよ……おっぱいだって、触られたよ」

女子高生の千幸は、彼との体験は以上であると、一人きりの部屋でぬいぐるみに告白している。

おっぱい、を本当に恥ずかしそうに発音する。

自分の言葉に刺激されたかのように、この直後、乳房を鏡に映してみるのだ。一糸まとわぬ姿で──

美しい裸身。

お尻はレンズが、乳房は鏡が見せ、余すところなく鑑賞できる美少女ヌード。

アダルトビデオは本当に「裸にしている!」のだと感動したものだった。恥ずかしい初体験。

裸になってはいるが、嬉しそうではない。
すでに義務感さえあるように愛撫を受ける。
声もあげない。

腰にバスタオルをかけて、ベッドに横たわる裸の美少女。
乳房を刺激されているが、裸にされた恥ずかしさのほうが勝つらしい。
表情が硬い。

──いつ、挿入されたのかもわからなかった。

裸で恥ずかしい──それで終わった、短いカラミだった。
▼▼
すべて終わったあと、眠る恋人の横でスリップ姿の美少女は、

セックスには人類が存続するための必須行為と認めながら、恋人がいる限り、自分にも義務があることを負担に感じる。

アダルトビデオとしては、かなり異例だったが、
なにしろ、一本目。その辺りはよくわからなかった。


後日談がある。

彼女は、熟女として芸名を変えてアダルトに返り咲く。
その時、テレビに出てインタビューに答え、
「パンツを穿いていた」と明かした。
あくまでも演技だから、全裸になるまでもないともとれる不遜なコメントではないか。

絞りだしたような「おっぱい」のコメントも、鏡の前のフルヌードの勇気も、すべて演技だったのか。

弁護するとすれば、
2作目はフルだった。

処女のまま、ソフトなAVに起用されて全裸をさらしたあとで、リアル恋人と初体験をするストーリー。

美しいバストを責められながら、あえぎ声をあげ、
体勢が変わり、組み敷かれていた彼女が上になると、かわいいお尻に目を奪われた。
今度は全裸だ。
本当に全裸だ。

そのことに感動した。
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