羞恥体験まとめ
全裸検査のある世界
【とにかくヌードを放送したい】

若い女性を全裸で健康診断。

ありえないシーンを昭和のテレビが放送したことがある。しかもゴールデンタイムにだ。

何かのバラエティー番組の単発特集企画だったと思う。
冷凍庫に人間が入ったら、体温はどう変化するか知りたかったらしい。
正確なデータのために全裸でする必要があったらしい。
いやしくも科学的な実験なら、被験者は複数──個人差を考慮して老若男女の体型別に──が必要なはずだが、
代表として若い女性ひとりだけで実験である。
もうすでに破綻している。

「モデル」とだけ紹介されて、スタジオに入ってきたのはのは、ロングヘアーの普通の美女であったが、名前も年齢もわからなかった。
番組は収録で、実験はすでに終わっている。これから彼女の美しい裸身をVTRで見るわけだが、

「過酷な実験だから事故がないように、事前に健康診断をしました」
とMCは言い、嘘ではないと、その映像が流れた。
病院の診察室で初老の男性医師の診察を受ける彼女は、すでに全裸にされていた。

予想以上に美しい裸身だが、全裸で診察?

すごい違和感があった。
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さて、メディカルチェックをクリアしたモデルは、かわいいお尻を見せて、いよいよ冷凍庫に入った。

しかし、低温では使えないのか、カメラは庫内に入らなかった。

だからガラス越しの撮影となったが、冷気でガラスは曇り、中から手で拭かないと内部が見えないのだ。
全身を撮るためにモデルがガラスから距離をとると、すぐ曇る。
ガラスを拭きながらのバストショットが精一杯だった。

撮影は失敗だ。
彼女のヌードは、診察の時しか撮れなかった。


ここで、考察が入る。

冷凍庫内の撮影に失敗したあと、とにかくヌードを撮る言い訳になるものはないかと考えた結果が健康診断ではないのか。

リスクのある人体実験を敢行したあとで、リスク回避の健康診断をしても無意味だが、それしかヌードにする言い訳を思いつかなかったのではないか。

異様な全裸健診には、こうした本末転倒な事情があったのでは──。

そうまでしてもゴールデンタイムに裸を放送したかったのなら、すごい情熱だ。

(筆:管理人)

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