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生で見たビキニ――
高校2年の海水浴で、学校が違う同年代の女子のビキニを見たのが[初]だった。
彼女は女子高に通っていた。
学校にはプールがないので、水着は完全にプライベートだったはずだ。
数人の女子のなかで、ビキニは一人だけ。連絡ミスだったのか。
結局、最後まで白いTシャツを脱げず、透けて見える赤い水着を恥ずかしそうにしていた。
それでも、アニメのような非現実世界にしかいないと思っていたビキニの女子高生は実在した。その意味は大きい。
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次は、大学3年の海水浴。
参加した女子はなぜか後輩ばかりで、全員ワンピースだった。
でも、可愛かった。
水着姿を褒めると素直に喜ぶし、背中ぐらい触っても問題なしだった。
至近距離にバスト、ヒップ。
水着のラインは、ヌードより美しいと思った。
なぜ先輩たちがいなかったのかは、あとで知った。
卒業を控えた四年生だけの海水浴を別のリゾートビーチでやっていたのだ。
こちらは全員ビキニ。男子にも大胆に披露し、写真も大量に残した。
見せてもらった写真の中の先輩たち──健康で美しい体と屈託のない笑顔──素敵だった。
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