「太くてもやっぱり歩きにくいな...この人数だと」
雷夢、カイル、しーるど、さっきの男、ゆう、俺。
「白線歩きとか小学生の時によくやったなあ」
「早く探すぞ」
「はいはい」
めんどくさそうに返事をすると走り出した。

「長くね...?先端どこ、しかもヌマーもいないし...」
銀鳥はキョロキョロと周りを見る。
出たらどうなるんだろう、と白線に落ちていた石を外に投げると、爆発して飛び散った。
「うわー....出ないでおこ」
ふと後ろを見る。
狛犬のようなライダーが白線の上であぐらをかいている。
「何してるんだ...」
「早く行くぞ」
カイルに背を叩かれた。
「あ、うん」
返事をして一歩進むと。
白線が爆発した。
うお!と飛び退いたので無傷だったが、もう向こうにはいけない。
『サマハー!サシフアワッヒャッヘンー!』
ヌマーが向こう岸の白線に立っている。
何か言っていると思うと、石像のヌマーもどきのようなものがうじゃうじゃ湧いてきた。
「きも」
「なにあれ」
「ゾンビ?」
「臭そう」
参加者が暴言を吐く。
ゾンビのように手を伸ばしよろよろと近寄ってくる。
「よし...」
スコープに目を合わせて相手の頭を撃ち抜くと。
反動で数メートル後ろに弾き飛んだ。
「うおお!痛え!ねばが打たなかった理由がわかったわ!」
「その代わりめっちゃ強いんだけどなそれ、俺のやつと交換する?」
カイルがそう言った。
「あー...いいの?」
「俺は何回か使って慣れたからな、反動くらい受け止められる」
「へー、ありがとう」
バックルを抜き取りお互いに差し出すと。
狛犬のライダーが間に入り二つのバックルを奪った。

vine sniper
vine sniper
ready to fight

「あ、オメー!」
「あ...」
「呑気に差し出すから悪いんだろ?ほら、これやるからさw」
knifeバックルと、sickleバックルを渡された。
「なんなんだこいつ....」
「俺ははくが、またの名を仮面ライダーストロング、地獄の猛犬だ」
ふっ、と笑うとrifleを片手で構えてヌマーもどきを連続で倒していく。
「どうしよ、カイル」
「ち、向こう側の雑魚ヌマー倒しにいくぞ、ボックスが手に入るはずだ」
「わかった」
じと、とはくがのことを見てから走り出す。


tear apart finish

「えいや!」
雑魚ヌマーを10体倒すとやっとボックスが手に入った。
開くと入っていたのはTridentバックル。
「あ、カイルこれあげるよ」
「あー、じゃあこれやるよ」
jet packバックル。

jet pack
jet knife
ready to fight

Trident
sharp Trident
ready to fight

「よし、行くぞ!」



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