バックルを外し変身を解除した。
「ねば、大丈夫かな」
「ライバルの事なんか気にすんな、LUSH」
ゆうがそう言い放った。
「一緒に戦う仲間でしょ?」
「ライバルを蹴り落として勝ち残るゲームだ。仲間なんかじゃない」
「まあまあ!ゆう落ち着けって。価値観が違うのは当たり前だろ?」
カイルがゆうの背中を叩く。
「相変わらずお前はうるさいなカイル」
「はぁ!?うるさくねえ!」
「はは...w」
銀鳥が苦笑いしながらその場から離れた。


学校で弁当を食べながら横の席の奴らとゲームの会話している。
「アイ○テって充電減るの早くね?あれ初期iPhonaくらい減るスピード速いやん」
「たしかになー」
「しかもあれ通話目的にしか使わないのに風の音うるさくね?何も聞こえない」
「それな」
友達とそう話していると、チャイムが鳴った。
担任が教室に入ってきた。


「ねば、大丈夫かなぁ」
「大丈夫だけど」
背後から話しかけられる。
「後にいたの!?」
「そんな驚く?学校は真面目に行くだろ」
「そ、そうだけど」
心臓ばくばくするわ、と銀鳥が言う。
「怪我は大丈夫なの?」
「大丈夫なわけないだろ、ずっと痛いわ」
でもお前が助けてくれたからなーwwwとねばが笑う。
「そりゃ助けるだろ、友達だし」
「お....おう....」
あのスマホからアラームが鳴る。
呼び出しだ。
ねばが銀鳥の肩を叩いた。
「俺、怪我して戦えないからお前が俺の分もポイント稼げよ。」
「わかった!」
スマホをしまい駆け出した。


「第六ゲーム!姉弟を探せ!かくれんぼゲームです!姉弟ヌマーのルカヌマー、サクヌマーの2体を探し出して倒してください!わ、笑笑」
「はぁ...かくれんぼか...」
「ねばの分もやるぞ!」
横浜が笑うとワープさせられた。
そこはみんなが行き交う街、コミュ市。
銀鳥が住む街でもある。

「どこだ...」
うろうろ、と路地裏などを見て回る。
すると、アスファルトにピンクの何かが付いているのに気付いた。
恐る恐るそこら辺の枝でつつくと、お餅のようにくっつき伸びた。
「お餅...?」
奥に入っていくと、ヌマーが2体立っていた。

「っ、変身!」
set
soldier
ready to fight
『ラハチハタ、ソエハヒモセジニマウワフダ!』




めっちゃ時間たった

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