次の日。
勉強机に座ったまま寝ていたのだろう、やりかけのノートに課題がとっ散らかっている。
「あー、寝落ちてた…」
外を見るともう暗くなっている。
ご飯だよーと母親の声が聞こえて部屋を降りた。
「ごちそうさまでした!」
お皿をかせねてシンクに置いた後、歯をみがいていると、あのスマホが鳴った。
あーもう!と急いで口をゆすいでジャケットをひっつかみ外に出た。

「あー、なんとか着いたよ、」
「皆さん、今から用意した衣装に着替えてください。女性の方には更衣室を用意してあります。自分のライダーの頭部の色と同じ色の衣装に着替えてください。わ、笑笑」
横浜がそう言う。
「めんどくせぇな」
黒の衣装を掴み着替え出すゆう。
ちょっと恥ずかしいが灰色の衣装を掴み自分も着替え始めた。

「おー......王様っぽいね」
女性陣は女王様っぽい格好だ。
「銀鳥似合わねーなw」
ねばが笑いながらそう言ってきた。
「お前だって似合ってねーよ」
「はぁ?LINHブロックすんぞ」
「やめろよ」
てかマント重くね?邪魔だわ*...と話していると。
「皆さんに話し忘れていたことがありました。王国ゲームで自分の国の目印、大きなライダーカラーの旗を折られたかたは退場となります。」
横浜がそう言い放った。
「は、はぁ?」
「ええ....」
「どうしようお姉ちゃん...」
「へぇ...」
「倫理的にアウトだろ...」
メンバーがザワザワ...ザワザワ...としだす。
「では第二ラウンド開始です!自分のエリアの真ん中に建てられた旗を守りつつ市民を守ってください!」
全員が一気にワープさせられた。


「うぉっ、」
銀の柱が見えて、見上げると銀色の布がヒラヒラと漂う旗が見えた。
「これか、」
『ハソニヘワウ!チクヅマクヘニウタ!ニハッパボロ、ワウゾ!』
『ヤシ!ソホモナラ!』
10体ほどの弱めなヌマーが襲いかかってくる。

set
「変身!」
soldier
ready to fight

剣を掴み走り出す。
ヌマーの首を狙い剣を振る。
「カモメ!今回のヌマーの弱点は右腕だ!右腕を欠損させれば消滅する!」
カイルが戦いながらそう叫んだ。
「ありがとう!」
剣を逆手に持ち腕を狙い始める。
相手のヌマーの右腕はボディービルダーもびっくりしそうなほど太く筋肉質だ。
「おらっ!」
plasma charge

「とりあえずこいつらは殺る!」

speed Blake
ドカーン!と派手な音を鳴らし爆発するヌマー達。
爆発する様子を眺めてからレヴィヌマーを探す。

自分の旗が狙われていることにも気づかず。



短い
ごめんね
てがすすまないよ

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