「弁当うめー!」
もぐもぐ、と食べ進める。
うおー!と声がしたので其方をみると、えめらるどが弁当を開けてはしゃいでいた。
「リー○エのキャラ弁や!」
「またか....」

Open Your Eyes For The Next Faiz

「誰だよファ○ズみてるの」
「俺」
「誰かわからないけどとりあえずスマホ没収されろ」


ジリリリ、ジリリリ、とあのスマホが鳴りだす。
「お前こそなんか持ってるんじゃんw」
「ちょ、ちょっと抜ける!」
大急ぎで学校を出る。
走りながらねばに電話をかける。
「もしもし!今日のヌマーはなに?!」
「俺も今サロンに向かってるんだよ!わからん!」
「自転車ならいそげよ!」
「パンクした!」
「アホ?」
ブチ、と電話をきられた。


「はぁ、はぁ、なんとか着いたよ、」
「今回のヌマーは、レヴィヌマーです!」

「レヴィ...?」
「今回のゲームは、王国ゲーム!みなさんがそれぞれ王となり、ヌマーから王国を守ってください!わ、笑笑」
「ふん、簡単そうだな」
「では、戦いに向かってください!わ、笑笑」

set
「変身!」
Trident
ready to fight

set
「変身っ!」
sniper
ready to fight

set
「へんしん!」
soldier
ready to fight

皆が一斉に戦いだす。
ここにくる前に全員着替えさせられ、派手な王族っぽい服を着せられた。
「服が重いな...うりゃっ」
剣を振い切りつける。
『ソエ、ラテマシ!タマアズタフ!ソラセア!ワエ!』
後ろで長い剣を振り回す大型のヌマー。
あれがレヴィヌマーだろう。
「ろくに近づけもしないな、あれだと」
弱いヌマー達を軽く蹴散らしなるべくレヴィヌマーに近づく。

plasma charge

「ハァッ!」

speed Blake

レヴィヌマーの胸に蹴りが直撃する。
『マミキヌウ!トモワオス!イッハクミデウゾ!』
そう叫ぶと弱いヌマー達を引き連れて逃げだしたレヴィヌマー。
「最近よく逃げるな、」
「いや、前からあんな感じだぞ?ヌマー達」
カイルがそう言った。
「へえ、そうなんだ、とりあえずサロンに帰ろ」
「そうだな」


「カモメ、なんか食う?俺が奢ってやろうか」
「いや、学校で弁当たべたしなぁ」
「じゃあこのメロンソーダ奢ってやるよ」
パットで×2と打ち注文する。
横浜が冷蔵庫を開け作り始めた。


カイルやねば、西園寺と話しているとメロンソーダが届いた。
ごく、ごく、と飲む。
「あ、美味しい」
「だろ?俺好きなんだよこのメロンソーダ」
「へぇ...」
飲み干してカウンターから移動する。
「俺とりあえず帰るから、またね」
ねばに手を振りサロンを出る。



「先生に怒られて課題の数倍にされたよ...徹夜だなこれ...」
はぁ、嫌だなぁ、と呟きながら帰宅する。
「あ、おかえり」
母親がリビングでテレビを見ていた。
「ただいま」
そう言って手洗いうがいをして自分の部屋に行く。
ジャケットを脱ぎ着替えて勉強机の椅子に座る。
「はー...やるかぁ」
課題と筆箱とノートを取り出して机に置いた。



続く

レヴィヌマー=レヴィリア

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