不倫掲示板
童貞卒業をしたい気持ちが強すぎて悪質サイトに騙される
不倫掲示板で知り合ったマキコさんは、その掲示板の性質が示す通り人妻だ。旧姓がマキハラなので、子供の頃は「マキマキ」と呼ばれていた。それが名前をからかわれているようで嫌だったそうだ。
そして、職場で上司であるシナガワさんに口説かれた末に結婚をして、彼女がマキマキと呼ばれることはなくなった。しかし、彼女の不倫掲示板でのハンドルネームは「マキマキ」だった。
「何だかマキマキって響きが懐かしくなって」とマキコさんは言っていた。彼女がマキマキと呼ばれていた独身時代を懐かしんでいることは確かだった。
マキコさんは夫婦生活10年目で子供はいない。20代前半に職場結婚をして今は熟れ頃の30代であり、僕とは同世代である。勢いで一回り年上のシナガワさんと結婚して、夫婦仲そのものは悪くないそうだが、やっぱり子供の頃の記憶が共通である同世代に未だに心惹かれることがあるらしい。本当に不倫をして家庭を壊す気はないが、ちょっとした遊びとして不倫掲示板で同世代の交際相手を探しており、僕が見事に条件に合致したというわけだ。
マキマキはかわいい。もし、僕の学生時代に彼女がクラスメイトだったら心を惹かれていてもおかしくない。もちろん加齢はあるし、僕だって高校生の頃の若さはもうないが、同年代と言うだけでお互いの若い頃を想像で補完できる。示し合わせてみると、お互いに童貞と処女を失った年齢も同じだった。もし同じ空間にマキマキと生きていたら今頃僕と彼女は結婚していたかもしれない。しかし、そうはならないのが人生だ。
不倫掲示板とは特定の男性もしくは女性がいる人間がパートナーを探す場所である。人によっていろんな目的があると思うが、人生のIFを楽しむ場所と僕は考えていて、それはマキマキも同じだろう。
ちなみに、マキマキとは結婚した年齢も同じだった。本当に人生のIFだ。もし、マキマキと同じ職場にいたら、今は不倫ではなく普通の出会いをしてベッドを共にしていたかもしれない。
ただし、あくまでもIFだ。これを現実にすると、自分の選択した人生を否定することになってしまう。僕も、家に帰ると、勢いで結婚してしまった一回り年上の奥さんが待っているのだから。
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