クリオナニー
裏垢男子
クリオナニーしてたんだ、その女性は。
ある温泉地に旅行に出かけた時のこと。俺は自分のペースで過ごせる一人旅が好きで、ふらりと出かけることが多い。俺には、親もいるし友達もいる。人付き合いそのものが嫌いなわけではないし、否定はしない。しかし、彼女はいない。俺の時間に彼女と言う存在の入り込む隙間がなかったんだ。24時間のうち、半分以上は一人で過ごしたい。だから、ここに恋人が入り込むで自分の時間が無くなってしまうことを俺は恐れていた。
そのため、性欲処理はもっぱらオナニーだった。誰にも左右されないオナニーは最高の個人遊びである。セックスと自分の時間を天秤にかけた場合、その時の俺は明らかに自分の時間の価値が勝っていただけの話だ。
その日も、俺は独りを満喫していた。昼間から熱い湯に浸かっていると煩わしい人とのかかずらいが全て流されていく。そして、部屋食で美味い酒と料理を頂き、一息ついた俺は、屋上へ涼みに上がった。旅館の人の話によると屋上を開放しているそうで、季節が合えば町の花火大会も楽しめるそうだ。しかし、今は暑さも引いて風が冷たくなってきた初秋。わざわざ階段を上って屋上まで来る人間はおるまいと思っていたのだが、そこで彼女は夜景を見ながらクリオナニーをしていたのである。
長い髪が小顔をすっぽりと包んでいる存在感の薄い女性だった。彼女は用意された椅子を外に向けて股間をいじっているようだった。その指先はクリに充てられているのだろう、彼女からは艶めかしい吐息が漏れていた。
これはさすがにバツが悪い。誰でも入れる場所でクリオナニーしている彼女が悪いのだが、何だか自分が覗き魔のような気持ちになってしまい、俺は踵を返そうとした。その時、彼女が俺の存在に気づいたのだ。
「独りが好きなんですけど、こういう場所でたまらずにクリオナニーしちゃうなんて、私はどこかで誰かに見られたいと思っていたのかも知れません」彼女はそう言って俺に頭を下げた。
これが、俺と奥さんの馴れ初めだ。あの時、俺も彼女の言葉に感じるところがあり「ご一緒しませんか?」と、二人で夜景を見ながらオナニーしたことが僕たちが交際を始めたきっかけだった。彼女と暮らしているが俺の時間が侵害されることはない。それぞれがオナニーするように、それぞれがお互いの時間を保ちつつ、俺たちはいい関係を築けているのだ。
クリトリス肥大化
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