Episode.13
「想いを繋ぎ、新たな世界へ」
tadokoro「君は?なんか横浜にクリソツだが…」
コピー横浜「そう。うちは横浜によくにた存在。実際はコピーされた生命体。」
tadokoro「そうか。というか何故、この世界には誰もいないんだ?」
コピー横浜「ヒマチャが滅亡した影響で、世界にもその滅亡の影響が出始めて、こうなってしまったの。」
コピー横浜「今、この世界にはうちとあなたの2人しかいない。」
tadokoro「世界を元に戻す方法は、もうないと言うのか。」
コピー横浜「うん。だけど1%の可能性がある。」
tadokoro「可能性…」
tadokoro「1%の可能性、それはおそらく1人では難しい。やはり諦めるべきなのか……」
ちくわ「何言ってんだよ。」
tadokoro「その声は…ちくわ?」
はくが「俺たちの魂を、お前に預ける。代わりに世界の修復を頼んだ。」
双葉「世界が修復されても、また逢えるからね。」
もみじ「近くて遠くない修復された世界で、もっちーきゅんと待ってるからさ。」
もっちー「しっかり世界を修復して戻ってこいよ。戻ってきたら盛大に出迎えてやる。」
みんな「この世界を、頼んだ。」
tadokoro「バカ野郎……そこまで言われちゃ、やるしかないか。」
コピー横浜「それは?」
tadokoro「"1%の可能性"を確立させた。これまで闘ったヒマチャ民たちの魂が込められている光源だ。」
コピー横浜「よくこの可能性を確立させた…さすがだよ。」
tadokoro「これを使い、世界を"滅亡の50日が予言されなかった世界"に修復する。」
コピー横浜「世界の修復……その代わり、身の回りの人の滅亡の50日の記憶がなくなっちゃうけど、いいの?」
tadokoro「ああ。いいさ。」
コピー横浜「やっぱり君は、いい人だね。」
tadokoro「大丈夫だよ、見上げれば、もう、大丈夫ほら、七色の…」
tadokoro「ってなんだここ?……そうか。世界の修復が決行されたんだな。」
コピー横浜「そう。今までに存在したデータベース上の存在、ヒマチャ民も修復の影響で人間になってるはず。」
tadokoro「そうか。何よりも、世界が修復されてよかった。」
コピー横浜「そろそろお別れだね。また逢いましょう……」
tadokoro「終わった〜…」
「今まで見た事ない 泣き顔を見て 僕は君の手を 握ってた」
「この手を離せば もう逢えないよ」
「君と 笑顔で別れたいから言う」
「マタアイマショウ マタアイマショウ」
tadokoro「周りの人に滅亡の50日について質問してみたけど、やっぱり記憶から消えてたんだな。」
tadokoro「さて、ここからどうやって未来を見ようか。」
tadokoroの考えに同意するように空に虹が架かった。
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「New Story ForeveR」
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