セックスが目的で出会い系を使う
援デリ
美人だった。肩まで伸びるストレートロングが俺に絡みつくようにこちらを見据えていた。これはやれる!いや、やりたい!と俺は念じるように思ったものだ・・・待ち合わせ場所で出会った時までは。
セックスが目的で出会い系を使うような俺に、セックスが目的で出会い系を使うような女が食いついてきた。これだけでもラッキーだ。しかも、実際に会うと美人だった。クールな目元と薄い唇が、俺のチンコを咥えたくてたまらない空気を醸し出していた。彼女ならば出会って3秒で合体できる。
ただ、俺も男である以前に一人の人間だ。野獣のようなまぐわいではなくて、人の知性が感じられるインテリジェンス溢れるセックスをしたい。そのためには、いい男ぶりを見せて彼女を高めてあげなければならないだろう。
そこはやっぱりムード作りだ。まずは食事とお酒である。こんなところでケチって、いつものようにサンマ定食と芋焼酎というわけにはいかない。この美人に一流のオーラを纏わせるには、高級フレンチこそが相応しい。
彼女は、普段はモデルをやっているらしい。確かにそのスタイルはモデルだ。しかし、そのルックスならば出会い系に頼らずとも幾らでも普段の生活で出会いはあるだろうに、なぜ僕のような見ず知らずの男にセフレを求めてきたのだろうか。
「何だか気取る生活に疲れちゃって。ありのままの自分を認めて抱いてもらいたかったのよね」
彼女はそう言いながら、ムニエルをフォーク一本でガツガツ食い、ワインをラッパ飲みしていた。見かけによらずワイルドである。
そして、ホテルの部屋に入るや否や、「どっこいしょ」とベッドの上に座ってテレビのお笑い番組をかけると、ギャハハと鼻をほじりながら下品に笑っていた。そこに先ほどまでの美人はいなかった。挙句に尻を半分あげて、ブッ!と凄まじい屁をこいた。
これが彼女の言う「ありのままの自分」なのだろう。外面を取り繕う日常に疲れて、本性で付き合えるセフレが欲しかったのは何となくわかる。しかし、外でのイメージとの落差に僕は彼女を受け入れることができるのだろうか、と辺りに漂う彼女の屁の匂いを嗅ぎながら思った。高級フレンチではなくて、普通にサンマ定食を食わせるんだったな・・・。
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