PCMAXアプリ
YYCアプリ
PCMAXアプリを通じて知り合ったのは、シングルマザーのカズミさんだった。
子供を放っておいて、PCMAXアプリでつながった男性と遊んでいる母親・・・と言えば聞こえは悪いが、子供を保育所に預けて働いている合間を縫ってメッセージのやり取りをしているのだから、ごく健全な付き合いだ。この手の出会い系アプリはオフパコ目的が多いが、こう言う異性の友達作りに使っている真っ当な利用者も多いのよ。
カズミさんは僕の日記などにコメントをつけてくれて、お返し代わりに彼女の日記にコメント返しをしたことからメッセージのやり取りが始まった。
こうして話をしている内に、ごく近隣に住まいを構えていることはわかったが、実際に会うところまではいっていなかった。僕は仕事の時以外はPCMAXアプリで出会いを模索し続けているヒマ人だが、昼は仕事夜は子育てとお忙しいカズミさんに遊ぶ余裕なんてなかったようだ。
ただ「でも、私、出会いはあきらめていないよ」などとおっしゃっていた。息子を不自由なく成人させることと、自分自身も幸せをつかむこと・・・二兎を追う者は一兎をも得ずと言うが、二兎を追わない者は一兎しか得られないんだよなどとドヤ顔(想像)で言っていた。
そんなカズミさんにオフパコではなくて純粋にお付き合いしたいと言う気持ちが徐々に僕の中に溢れていった。
やがて、メッセージのやり取りを始めて半年後、僕はお互いに無理のない時間をやりくりしてカズミさんをデートに誘ってみた。返事が来るまでちょっと間が開いたが「その時間だったら大丈夫かな」とカズミさんはOKしてくれた。日中なのでオフパコは望めないし、カフェでお茶を飲む程度のデートである。ただし、これが僕たちの交際のきっかけになる予感はあった。正直な話、僕がカズミさんの息子の父親になってもいいとさえ思ったくらいだ。
しかし、当日、カズミさんは現れなかった。「ごめんなさい、子供が熱を出しちゃって」とのことだった。それは仕方がないことだ。
だが、同時にカズミさんはPCMAXから退会しており、僕たちは二度と会うことはおろか言葉を交わすことも無くなった。彼女に何があったかはわからない。ただ、カズミさんと同時にオフパコ目的で女の子に声をかけまくっていた僕は「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉を思い出していた。
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