エロイプ
チャットオナニー
「わたし、デブなんだよねー」とエロイプ仲間のあーちゃんが言った。僕は「あ、何かいいな」と思った。あーちゃんとは音声のみのエロイプであり、見かけはわからないので自己申告に頼るしかない。そこで隠しもせず「デブ」と自称したことにちょっと好感を持ったのだ。
と言うのも、僕は出会い系サイトで「ぽっちゃり」と言う言葉にずいぶん騙されてきた。ぽっちゃりとはかわいく言っているが、要はデブだ。クソデブだ。大相撲のモンゴル人力士も稀代の名横綱も、それに従うなら「ぽっちゃり」なのだ。
ただ、口は悪いが僕はデブが嫌いなわけではない。もちろん、スーパーモデル級のズッキュンパッキュンが一番ではあるものの、痩せぎすで正常位で押しつぶしてしまいそうな骨皮スジ子よりは、断然脂肪の塊の方がいい。
つまり、ぽっちゃりと表現をごまかすその心根が気に入らないのだ。その点、あーちゃんはデブと自己申告してきた。なかなかに太ましい心意気だ。オフパコ目的ではなくて、夜な夜なエロワードでテレセするだけの関係だ。もちろん、声だけなので想像力も駆使するが、ルックスはあまり関係ない。ただ、やっぱり性格の相性は大切だ。その点、己のデブ体形をぽっちゃりと言う言葉でごまかさないあーちゃんは、エロイプ仲間として最高の存在である。ぽってりとした大陰唇が目の前に見えてくるようだ。
すると、あーちゃんが「〇〇さんはどんな感じの人?」と聞いてきた。はっきり言うと、僕も90キロオーバーのデブだ。間違っても相手にいい印象は与えない。ここは体脂肪率10パーセント以下のマッチョだよ、とか答えてあーちゃんに夢見てもらう術も考えたが、彼女がデブと素直に自己申告してきた以上、僕がごまかしてはいい関係は築けない。ここは素直に告白することにした。
「うーん、ちょっと、ぽっちゃりかな」
次の日、あーちゃんからスカイプがブロックされていた。
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