後援者
シンママSNSの友達にパトロンが
キャバやってると、お得意さんの大切さが身にしみるよね。何人、大口の後援者がいるかで、そのキャバ嬢の資金的な意味での体力が測られるし。
ほら、月締めの時に、目標額行かないからって、お客に電話掛けて営業するキャバ嬢とかいるじゃない?あれやらなきゃいけない子たちって、やっぱり底辺なんだよね。
私、そういうこと、したことない。
別に、トップ目指してるわけでもないからさ。そこそこでいいじゃんって感じで、ゆるーくやってたわけ。
そうしたら、そのゆるさがプレッシャーにならなかったのか、後援者みたいな人が出来て。
一人、そういう後援者ができると、その人のツテもあるけど、男の人の中で対抗意識が働くのか、自然と後援者が集まってきて。
私、別に自分が儲けたいとか、お店を儲けさせなきゃとかそういう意識、まるでないのね。
一回、一人の後援者の人が、パーティーだとか言って、うちの店で一晩で500万くらい使っちゃったことがあって。
あの時はさすがに、後で電話して「ああいうお金の使い方はよくないよ」ってキャバ嬢らしからぬことを言っちゃった。
その後援者の人は笑ってた。「ちょっとは売り上げに貢献できたかな」って。
そういうこと、考えないで、普通に楽しんでいってくれればいいんだよ、あんなにお金使う必要ないんだって言ったら、可笑しそうに笑ってた。
感覚違うんだよね。その後援者の人は「君は自分の価値が分かってない」なんて言うけど、そんなことはない。
あの人たち、どうも私が知ってる世界の私じゃない、何か幻じみたものを見てるんじゃないのかな。
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