クンニしてくれない
クンニしたい男性とされたい私
同世代の女性たちは以外とセックスを謳歌していることを知ったのは、女子会でぶっちゃけトークをした時だった。
集まったのは四人、全員彼氏持ちでだんだんと彼氏の不満などが露見しはじめた時に、誰からともなくセックス事情の暴露に流れていった。
その話を聞き、私は以外と普通過ぎることを知った。
「やっぱりいろんなこと試してるんだね、みんな」
「そりゃそうだよ。オーソドックスばかりじゃ飽きるし。ふたりで楽しまなきゃ」
「でも、なにから入ればいいのか」
「クンニなんていいんじゃない?」
「え、そうかな。なんかクンニしてくれないような気がする」
「フェラするから代わりにしてって頼むの。以外としてくれるよ」
そんな助言をもらった数日後、彼とデートした帰りは彼の部屋でセックスするのが最近のお決まりになっていた。
「ねえ、今日はちょっと変わったことしてみない?」
「変わったこと? 俺、SMとか興味ないよ?」
「私だってないよ。痛いの嫌いだし。ねえ、クンニっていうのをしてほしいの。私、フェラするから交換でどうかな?」
「おまえ、どこでそんな言葉を知ったんだよ。おまえ、そういう女じゃないだろ? もっとこう清楚で男と女のことなんてあまり知らなくて。俺はそういうところが気に入ってたんだ。幻滅した」
「……え? それって、勝手にイメージを押しつけてるだけじゃない。私だって世の中の女性と同じく性に興味あるし、気持ちいいことは経験してみたいって思うよ。それっていけないこと?」
「いけなくはないけどさ、おまえとはクンニとかフェラとかする気ないから。おまえはただベッドの上で横になって、俺のことを受け入れていればいいんだ」
ショックでした。
クンニしてくれないこともそうですが、それではまるで感情のない人形相手にしているのと同じではないかと。
「私のこと、好きってわけじゃないかったのね。お人形さんみたいな女の子がほしかった、それだけってことだよね?」
「否定はしないが、興味あるから声かけたし告ったんだけどな。興味があるってことは、嫌いじゃないってことだろ。それじゃ不満っていうなら、別れようぜ。出て行けよ」
有無も言わずに外に出されると、いつの間にか雨が降っていました。
傘もなく夜道をひとりで歩いていると、彼との思い出が過ぎります。
クンニのことなんて言わなければよかった……
そう思う反面、クンニしてくれないほどどうでもいい存在だったと、知れたことに安堵する気持ちとが交差して、雨と一緒にこの感情も流れ出て行けばいい……しばらく雨の中を歩くため、無意識に遠回りをしていました。

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